雑学:7.「病人にお粥を食べさせる」のは逆効果!?
俺の訪問した先のブログに、風邪をひいている方がいたので、
モニタ越しにうつらないか心配な、茉莉です。
皆さんも、モニタ越しの感染には気を付けt… (←しつこい。
ま、今日はそんな雑学。 (意味不明
「病人にお粥を食べさせる」のは逆効果!?
病気になると、すぐにお粥を食べさせる―そんな習慣がある家庭も多いのではないでしょうか。
軟らかくて噛まなくてもいいため食べやすいし、消化もいいということなのでしょうが、これは大間違い。
お粥は、消化力が弱まっている病人にはかえって悪い効果があるのです。
噛まずに流し込めばすぐに胃に到達するので、食べやすいことは確かです。
しかし、食べやすいことと消化がいいことを混同してはいけません。
私たちの消化作業は、口でしっかり噛むことから始まっているのです。
よく噛んで食べ物を細かくし、唾液の中の消化酵素をよく混ぜ合わせる。
そうすることで胃からあとの消化・吸収に負担をかけないようにするのが最初の仕事です。
そういう見地に立つと、お粥は、消化活動のすべてを次へ押しつける“無責任型の食事”といえます。
いくら軟らかくても、消化の第一段階がパスされたのでは、胃の仕事が増えるだけ。
負担は増す一方です。
もちろん、胃だけではそれを補いきれず、十二指腸、小腸、大腸へと、順送りにツケが回されていきます。
それに、栄養価の面でも、お粥は不適切だといえるでしょう。
同じ病人食なら、むしろ白身の魚、豆腐、半熟卵など、高タンパクで消化の良いものを、よく噛んで食べる方がよほど身になるというものです。